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第11大隊
11th AIR GROUP
思い出のショットをこのページで並べる事にしてみる。これはミラージュ2000-5のランディングを新築基地で初めて撮った時のショットだ。このミラージュは嘉義空軍基地のオープンに展示された後、夕方新竹基地に帰投した時のもの。私と友人は嘉義基地のオープンに出向き、展示された機体の前でパイロットにホームベース新竹基地に帰る時間を口頭で確認し、早め航空祭を切り上げて急ぎ高速道路を150Km北上し新竹まで帰った。そこでこの機体のランディングを待って、ミサイルを満載したこいつのショットをものにした。 
Wings
(2006)
(2006)
1998年8月新竹空軍基地を離陸するミラージュ2000-5単座の10号機。航空祭で撮影したものであるが、最近ではランウェイにこれだけ近づいてテイクオフが撮影ができる機会にも少なくなり思い出のワンショットの一つ。胴体下にMICA(中射程ミサイル 射程60km)をつけている。
新竹空軍基地には幾つかのタキシングを撮影できるポイントがあった。此処もその一つで、廃校となった学校校舎の3階の裏窓からのショットである。ちょっとしたスリルを味わえる場所で、ご覧の通り武装したセキュリティが目の前に立っていたので、機体が通過するタイミングでしか窓から顔を出せない。機体が通過する時は、衛兵の注意がパイロットと機体に向けられる為、撮影をしているこちらに気付く事はない。ここで運悪くセキュリティに捕まったマニアがいた為、私も相当用心しながら撮ったショットである。
思い出のショットの最後を飾るのがこの写真、フライトを終え新竹基地のタキシーウェイを滑走するミラージュ2000-5の複座タイプである。後部席にフランス人のインストラクターが乗っている。こちらに向け笑顔を向けているが、配備当時は、5〜6人のフランス人教官パイロットが居たらしく、別項でも紹介するが、漢字のネームプレートを付けて台湾のパイロットのミラージュへの転換訓練にあたっていた。
The Period of Marage-2000-5
新竹空軍基地にミラージュ2000-5が配備決定され、最初の5機が船便で花蓮港に荷揚げされたのが1997年5月5日。このページに手をつけるまでに約10年の年月が経過してしまった。ホームページに関しては手を抜いてきた訳ではないが、台湾空軍についても撮影の古い順からUPしてきた為、第7大隊/第8大隊の2世代戦闘機時代を仕上げてから3世代のページ作りに入ろうかと思っている内に時間はどんどん過ぎてしまった。実際にミラージュを追って撮影をしていた頃が、ちょっと前のことのように思えてならないが、10年と言う時間が過ぎている事実に驚いた。あの頃、ミラージュはこれから30年間は撮り続けることの出来る被写体などと高をくくっていた私であった。いかし時間の経過と言うものは気づかない内に、現在をあっという間に過去に変えてしまうのだ。人生も同じで青年もあっという間に老人と化す、その時々を大事にして精一杯生きて行かねば後悔は後に立たずである。台湾の新しい友人(Sugar Hsu)が私のホームページを見て、パイロットの写真を多数送って来てくれた。HP作成では暫く台湾空軍から遠ざかっていたのが、これを機会に前に進めて行こうと思う。Many thanks Mr.Sugar Hsu ! (2007/1/16 記)